排毒とは、読んで字のごとく、身体から毒を排除することを言います。この考え方は東洋医学の考え方の一つで、排毒の毒は、毒といっても、一般的に想像されるものではなく、身体に不必要なものという意味です。
本来、人間の身体は、代謝機能により、身体にとっての不要物を、きちんと排出するようにできています。しかし、ストレス、偏った食事などにより、身体の代謝のリズムが崩れてしまう場合があります。そうすると、この代謝がスムーズに行かなくなります。そして、毒が蓄積されるといわれています。そこで、この体内の溜まった毒を排出して、体内を、きれいに浄化する必要があるとされています。
マクロビオティックは、この排毒効果が高いとされています。動物性食品、油、精製した砂糖、食品添加物などを、いっさいとらないことで、身体に余分なストレスをかけず、また、こだわりの、身体に良い食品をとることで、体内からきれいになれるのが、マクロビオティクスです。
身体に不必要なものを摂取しないことにより、身体のリズムが整えられ、余分なものが排出されます。この流れにより、マクロビオティックは、排毒してくれます。身体に余分なものを、排出することで、痩せやすくなるなど、排毒=デトックスも、良く耳にする言葉です。
ただし、この排毒には、注意が必要です。マクロビオティックを開始し、排毒が始まると、身体に不調が現れることがあります。その症状が排毒によるものなのか、それを超えた体調の不良なのかが、判断が難しいのです。
一般には1~3ヶ月以上、様子を見てから、症状が改善しない、あるいは、悪化するようなら、排毒の域を超えているので、マクロビオティックを、見直したほうが良いとされています。せっかく身体に良いと思ってやっていることが、逆効果になってしまっては、意味がありません。自分の体調を見極めて、あまり無理をし過ぎないように注意しましょう。
食材の味と陰陽についてご紹介しますとマクロビオティックでは食材の味から陰陽を判断することもあります。それは陰陽分析の1つとしての考えですが「陽」の食材は苦味や塩辛さを感じるものです。反対に「陰」の食材は甘味や酸味、辛さを感じるものです。例えば、みかんなどのかんきつ類などは陰となります。食材の成分と陰陽についてはマクロビオティックでは食材の成分から陰陽を判断することもあります。陰陽分析の1つとしての考え方ですが「陽」は塩分や塩辛さの元となっているナトリウムが多いものです。一方で「陰」は、体内ではナトリウムと対をなしているカリウムが多いものです。
食材の調理方法と陰陽についてご紹介しますと、マクロビオティックでは食材の調理方法から陰陽を判断することも陰陽分析の1つとして考えています。「陽」は日干しされたものや加熱時間が長いもの、圧力をかけたものです。その一方「陰」は日干しされていないものや加熱時間が短いもの、また圧力をかけないものとなっています。
人の体質と陰陽について紹介しますとマイクロビオティックでは人の体質を陰陽に分類しており、目安はつぎのとおりです。「陰」のぽっちゃりタイプは甘い食べ物や水分をよく摂っておりぽっちゃりとしていてやわらかい。「陰」のやせタイプは消化吸収が弱い、そして体力がない、やせているということです。「陽」のぽっちゃりタイプはよく食べており、このむ食材は肉類が多い。また甘いものも酒も飲み、固くがっしりした感じです。「陽」の引き締まりタイプはスポーツなどをしていて体が固くなっている。また塩辛い食べ物が多いということです。
マクロビオティックでは食材の環境から陰陽を判断することもあります。陰陽分析の1つなのですが、「陽」は寒い地域で育った食べ物です。「陰」の場合は暖かい地域で育った食べ物のことをさしています。また、マクロビオティックでは寒い地域で育った「陽」の食べ物をたべることによって体を温めたり、暖かい地域で育った「陰」の食べ物をとることによって体を冷やすとも言われています。食材の方向性と陰陽ですが、方向性とは、その食材が上昇的であるのかまた下降的であるのかという意味から考えます。
マクロビオティックでは、背が低い、もしくは根菜ものは下降的であると考えます。そのため陽であると判断します。一方で背が高く伸びたり、または葉菜のものは上昇的であると考えられるため陰であると判断されます。食材の形と陰陽ですが、マクロビオティックでは形が丸い食材を陰(拡散的)と考えます。そして形が細長いほうが陽(収縮的)であると判断することになります。
食材の色と陰陽についてですが、マクロビオティックで陰陽分析をおこなう際に、その一つとして食材の色があります。「陽」は食材(野菜)の色が赤色のものです。そして「陰」は食材(野菜)の色が紫のものになります。色に関しての詳細はつぎのとおりになります。「陰」が強い:紫>青>緑>白>黄>オレンジ>赤:「陽」が強い。ということなのです。またマクロビオティックでは食材の水分から陰陽を判断することもあります。そして陰陽分析の1つとして考えいます。「陽」は食材の水分が少ないものです。そして「陰」は食材の水分が多いものなのです。例えばスイカの場合には、水分が多い食べ物なので「陰」となります。
マクロビオティックにおける陰陽の考え方では陰陽の判断はどのようにされるのでしょうか。陰陽の判断は、相対的に行われております。それは、私達人間にしても食材にしても、「陰のみ」や「陽のみ」では存在しないためです。必ず両方とも併せ持っているからなのです。そのため、食材にしても人間にしても、どの部分を見るかにより「陰」と「陽」が変わってきます。例えば私達は男性的な面(陽)と女性的な面(陰)を併せて持っていますよね。マクロビオティックでもどこを見るかにより陰陽が変わってきますので注意したほうがよいでしょう。
食材の陰陽分析についてですが、マクロビオティックでは陰陽分析を取り入れており、陰と陽のバランスを考えながら「食」を考えていきます。そのため、食材についての陰陽分析がマクロビオティックではとても重要なポイントになります。食材の陰陽については、食材の動きや環境、形、色、大きさ、水分、固さ、味、成分、調理法というように様々な項目を目安にして判断していきます。
食材についても陰の部分と陽の部分をあわせて持っており、どちらか一方のみということはないため複雑だとおもいます。そのため食材の陰陽分析には経験や勘なども必要とされてきます。食材の動きと陰陽についてですが、動きとはその食材が静的なものか、動的なものかということになります。食材が静的なものとしては、地面に根を下ろしており動かない植物が当てはまるとおもいます。一方で動的なものとしては、動き回ることができる魚や鳥、牛、豚というような動物が当てはまります。